オグ・マンディーノさんオグ・マンディーノ(おぐ・まんでぃーの)1923年ボストン生まれ。保険会社勤務を経て、1965年にサクセス・アンリミティッド・マガジンの編集長に就任して著作活動を開始、72年から76年まで同社の代表を務める。68年に小さな出版社から出した「世界一のセールスマン」が爆発的な売れ行きを示し、74年にはバンタム社から出版され一躍ベストセラー作家となる。以来、次々とヒット作を飛ばす。18冊を著し、世界22か国で3600万部売れたと言われる、自己啓発と成功哲学の代表的作家。86年には、ナポレオン・ヒル・ゴールドメダル賞の初の受賞者となった。96年に他界。 「地上最強の商人」 ★★★★★ オグ・マンディーノ 日本経営合理化協会出版局 ・「物質的な富にのみ目を奪われてはいけない。金持ちになることだけに、心を奪われてはならないのだ。大切なのことは、喜びを求めることだ。それは何かといえば『愛し、愛されること』だ。この世において、もっとも重要なことは、心からの安らぎを得ることなのだ」 ・「障害は、商売の秘訣を学ぶためには必要であり、勝利の神は多くの苦闘と無数の敗北のあとにのみ訪れる。それらの苦闘は、お前を磨き、そして強くする。勇気を与え、苦難に耐える力と、能力を生みだし、自信をつけさすのだ。つまり、障害とは、お前を強化してくれる同士なのだ」 ・「失敗の経験のない者などいない。もし、いるとすれば、それは、あらかじめ何もしない者だ」 ・「もし、成功しようとする決意がかたければ、失敗で挫けてしまうことはけっしてない」 ・「私は良い習慣をつくり、自ら、その奴隷となる」 ・今日この日を、私は、心からの愛をもって迎える。 愛をもって、私の最大の武器にしよう。 ・私は、成功するまで頑張りつづける。 「失敗の頻度は成功の高さに正比例する」 ・私は、大自然が生みだした唯一の創造物である。 この世に生まれたこと自体奇跡ではあるが、その奇跡は、そこに止まって終わるものではない。今日の行為をもって、その奇跡はさらに拡大していけるのだ。 ・私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。 「過去は過去として、永遠に葬らしめよ」 ・私は、自分の感情の主人になる。 弱者は、自分の思いに支配され、強者は、自分の思いを支配する。 ・あらゆる生物の中で笑うことができるのは、人間だけである。 「これも、いずれ過ぎていくものだ」 ・私は、自分の価値を百倍する。 私はもはや、他人を競争相手としない。 ・私は、今、ただちに行動する。 「挑戦」 ・途方もない災難に出会ったとき、胸も張り裂けんばかりの苦しみを味わったとき、人はすべて、神の名を叫ぶのではないだろうか?想像を絶した危険や、死に直面したとき、危機に瀕したとき、あらゆる生物は口から発せられる、この本能の叫びは、どこからくるのだろうか? 「おお、神よ!」 ・毎日、読み返していると、巻物は、ついには私の思考意識の一部になる。それは、もう一つの心とも呼ぶべき場所にしみこんでいき、私の理解しがたい神秘的な力となる。それは、私に夢を創りださせ、しばしば不思議な行動を私にとらせるが、結局それは、目的達成のための最短距離だったことがあとからわかる、といったような具合である。そして、この習慣が続けられていくうちに、私は不思議な力に目覚め始める。 ・「十三の徳」 自制心、寡黙、秩序、決意、質素、勤勉、誠実、正義、穏和、清潔、平静、貞節、謙遜。 「この世で一番の奇跡」 ★★★★☆ オグ・マンディーノ PHP研究所 ・神の手 ・「神は人間を除外してはなにもしません。奇跡をおこなうときには、ゆねに人間をとおしておこなうのです」 ・既視感(デ・ジャ・ヴ) ・心は独自の座を占めており、それ自体で、地獄の天国を生みだすこともできれば、天国の地獄を生みだすこともできる。 ・GIGO “garbage in, garbage out” あやまった情報を入力すれば、あやまった回答が出てくる。わしらの心も同じです。 ・偶然は、神が公に署名しない特別なケースのためにとっておく神のペンネームである。 ・神と・・・わしです。一人は天国におられ、もう一人は地上にいます。 ・神の覚え書き ・Never, never, never, never give up! ・愛とは何の見返りももとめない贈り物なのです。 ・自分の恵みに感謝しなさい。自分のかけがえのなさを主張しなさい。自分の枠を超えなさい。選ぶ力を賢く用いなさい。 ・わたしはあなたに、 考える力をあたえました。 愛する力をあたえました。 意志の力をあたえました。 笑う力をあたえました。 想像する力をあたえました。 創造する力をあたえました。 計画する力をあたえました。 話す力をあたえました。 祈る力をあたえました。 「人生の選択」 ★★★★☆ オグ・マンディーノ PHP研究所 ・「私は聖書の読者ではない。聖書の実行者だ」 ・「一つ一つの年を、一つ一つの日を、しっかり楽しむこと。そして、どんな恵みにも常に感謝することを忘れないようにね。当たり前のことだなんて、決して考えないこと」 ・「幸せな家庭を持つことは、一足先に天国を楽しむことである」 ・「血と汗と涙もまた、成功の公式を構成する重要な要素の一つだ」 ・センチュリー・プラント ・かつて私は、母と一緒に聖書を使ってある特殊なゲームを楽しんだものだった。まず、目をつぶり、無作為に聖書を開く・・・続いて、なおも目をつぶったまま、その開かれたページ上の一点を、やはり無作為に押さえる・・・そして、その指の下に書かれている一節を声に出して読む。母が言うには、その一説は、それを指し示した人物への神からのメッセージであり、その中には、その人物がそのときに抱えている問題を解決するための重要なヒントが隠されている、ということだった。 ・皆さんは今、自分で自分の人生をコントロールしていますか? 皆さんは今、一人でいるときにも、他の人々といるときにも、常に穏やかな心の状態を保てていますか? 皆さんは今、自分がこれまでの人生でなし遂げてきたことに誇りを持っていますか? 皆さん、および、皆さんのご家族は、今、皆さんの仕事の果実を楽しんでいますか? 皆さんは今、幸せですか?満ち足りていますか? ・神よ、今日も新しい時間を与えてくれて、本当にありがとう! ・幸せ、それは、手を伸ばしてつかみ取るものなどでは決してない。それは、自分がすでに与えられているもの、および、自分が新たに与えられるものの一つを、感謝とともに、心から喜び、楽しむことに他ならない。 ・幸せが存在しうる場所は、一ヶ所しかない・・・それは、自分自身の内側のみである。 ・失敗?もちろんあるだろう。 あきらめ?もはや絶対にない。 ・私をして 憎しみのある場所には愛を蒔かせたまえ 罪のある場所には許しを 疑いのある場所には希望を 闇のある場所には光を そして 悲しみのある場所には喜びを ・「常に起こるべきことが起こるのだ。そしてそれは、苦悩するものにとっては避けられないことかもしれないが、強い意志を持つ者にとっては、自らが選択したことに等しい」 「きっと飛べると信じてた」 ★★★★☆ オグ・マンディーノ ダイヤモンド社 ・毎日が人生の縮図 ・つねに自分を窮地に追いやること、みなに自分の目標が何であるかを告げ、自分をのっぴきならない状態にするのだ。すべての逃げ場に鍵をかけ、たった一つの方向にしか動けないようにする。つまり、前だけに向かって。 ・「成功する人間と失敗する人間の、いちばん大きな違いが何だか知ってるかい?」「成功者とは、不成功者が恐れて手をつけないことをやってのける人々だ」 ・人の成功や幸福というのはその人が何を受け取ったかではなく、どんな貢献をしたかによっている、そしてそれはすべてその人の自己愛につながっている。 ・「見よ、私はおまえを決して忘れることはないのだ。私はみずからの手のひらの上でおまえを創り出したのだから」 ・子どもを温かく人生に適合させるためには、親切や愛情にあふれた行動と同じくらい、ほめ言葉が必要である。子どもに対する賢明なほめ方は、花にとっての太陽の光のようなものだ。 ・「成功は旅である」というお決まりのきれいごとを受け入れてはなりません。成功は旅ではなく目的地であり、どこで登るのをやめるかは、自分が毎晩床につくときに自分のことをどう感じるかによって決まる。 ・自分らしくいること、そして自分自身がなることのできるものになること、それが人生の唯一の信条である。 ・潜在意識に思考をしまいこむ。するとそれらの原則は、あなたが生きているかぎり、消えずにあり、思い出されるのを待っている。情報を刷り込むようなもの。 ・どんな偉業も最初は不可能なものだ。 ・状況がきびしくなり、すべてが裏目に出て、もうこれ以上わずかでも耐えられないと思うとき、そのときが決してあきらめてはいけないときです。なぜなら、それが物事の流れが変わるときであり場所だからです。 ・「二番目の息吹」 「決して、決して、決して、決して、あきらめないこと!」 ・おまえは水の上を歩けるか。ならばおまえは藁ほどのこともしていない。おまえは空を飛べるか。ならばおまえは蝿ほどのこともしていない。自らの心を征服せよ。そうすればおまえはひとかどの者になることができるだろう。 |